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ブルーが鮮やかでボール状に集合したカバンシ石が、束沸石の絨毯の上についている様は、誰もが一度は手に取ってみたくなる魅力を秘めています。この産地はすでに稼働しておらず、新しい産出はないというウワサを聞きました。蒐集した鉱物標本を眺めていつも思う、あのとき買っておいてよかったな、のパターンです。この標本はまだ市場に潤沢に出回っていた頃に購入したものなので、我ながら、けっこうグレードの高い標本かなと思います。最初、貧弱な標本しか持ち合わせていませんでした。良いのが欲しくなり、奮発して入手した結果がこの標本です。
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