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ばらすと、お家芸と化してしまった、手放した標本と同じタイプを再び入手したパティーンです(汗)。ただ、この手の標本は、昔は市場で比較的潤沢に見かけたハズなのに、今求めると、国内外どこにもない状態でした。今回、運よくタイミングが合って、入手に至りました。赤く、はっきりした8面体の結晶が、白い大理石の母岩に埋もれている標本です。幅約4センチのケースに収まるミニチュア・サイズなところが私的高ポイントです。スピネルはそれほど希少な種ではない(?)と思いますが、このミャンマー産の標本は、コレクションに一つは持っておきたい定番品ですね。カラーが鮮やかで、結晶もしっかりしている点が、心に響きます。いかにも出来過ぎに観えてしまう標本ですが、母岩をうまくトリミングする職人さんがいらっしゃるんでしょうか? どうやって、結晶がはずれないように割ったのか、それとも、はずれた結晶をはめこんだのか、多少想像力がかきたてられます。
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