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母岩のくぼんでいるところに、藍銅鉱(らんどうこう)の暗青色で、照りのある結晶が複数晶出しています。一つ一つの形は、日本語で何と表現すればよいか悩みますが、mindatのなかに
" blocky " という記述を見かけました。母岩の緑色の部分は、孔雀石(くじゃくいし / Malachite)です。この中国のLiufengshan鉱山について、詳しくは知らなかったのですが、比較的有名な産地らしいですね。いつ書かれた記事かわかりませんが、この手の標本を中国で見つけるのは非常に困難で、見つかった場合、非常に高価であるとのことです。一般的に言って、良い標本というのは高額で取り引きされるものです。しかしながら、この標本を観察するに、そこそこイケているのではないかと親バカにも思うのですが、えらく廉価だったような記憶が...(汗)。とまれ、石というより、土のカタマリみたいな印象ではあるものの、自分的にはなんとなく好ましい感じがして、気に入っております。
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